- あきらめてしまっている方
- 夢を叶えたい方
- 仕事での悩みを抱えている方
- 将来に不安を抱いているも何をしていいかわからない方
- 夢や打ち込めるものがない方
- 子どもへの教育方法が知りたい方
「どうせ無理」をなくす‼︎ これですべてが変えられ、必ず変わります。
今回は、植松努さんが書かれた【NASAより宇宙に近い町工場】を要約していきたいと思います。
植松努さん
1996年北海道の芦別市で生まれ
子供の頃から紙飛行機が好きで宇宙に憧れ大学で、流体力学を学び、名古屋の航空機設計を手掛ける会社に入社。
1994年 実家の北海道に戻り、植松電機へ入社。
2006年 人工衛星「ヒットサット」の開発に携わり打ち上げに成功する。
北海道の町工場にてすべて自腹で宇宙ロケット開発に取り組んでいる。
全国各地での講演やモデルロケット教室を通じて、人の可能性を奪う言葉である「どうせ無理」を無くし、「夢を叶えるには?」「仕事を楽しむには?」「明るい未来をつくるには?」と夢を諦めないことの大切さを伝える活動をしている。
こころに響く教えばかりぎっしり詰まっている1冊でした。
今回はいまの私自身特に残った伝えたい要約を書かせていただきました。
それぞれ読み手によって残る、感動する文章があると思います。
今書ききれなかった素敵な文章まだまだあります。
この記事を読んでいただき、いいな!と思ったらぜひこの1冊を手にとっていただけたら嬉しいです。
成功する秘訣とは
どの方も知りたくなるこの“秘訣”それは本当にシンプルです。
成功するための秘訣とは、「成功するまでやる」ということです。
こういうと当たり前の話のようですが、やっぱり成功するまでやることが、成功するための一番の秘訣。
また、状況を改善するまで努力をし続けることは大切ですが、その努力を一方向からやっているだけではダメです。
方向を変え、手を替え品を替えてさまざまな試みをするのがとても大切です。
失敗を恐れて避けていくのではなく、失敗をしたところから何かをつかみとれるようになるということが最も大事なことです。
悩みや辛さは宝
「いや、これはややってられない」と、どうやったらいいのか見えていない世界こそ、宝の山です。
なぜなら、しんどいことやつらいことを克服したり改善したりするのは、みんな立派なビジネスになるからです。そのためには、やってみなければわかりません。自分でやるのが一番です。
「ニッチ〈すきま〉をねらえ」とよくいわれますが、ニッチというものは「見つける」ものではありません。ニッチは自分でつくるものです。
誰かがつくったニッチは、その誰かのもの。
だから、自分でつくらなければいけません。
そのためには自分でやって、苦しいことを見つけて改善することです。
泣いてもいいんです。退いてもいいんです。一回ストップしてもかまいません。
でも、明日のために学ぶんです。泣きながら、退きながら、立ち止まりながら学ぶんです。
よりよくを求める
よりよくを求めない人たちが増えていくということは、「よりよく」を求めない社会が生まれるということです。
今の社会はより良くではなく「安い」と「早い」しか求めていません。
「安い」と「早い」しか売り物がなくなってしまったところではこんなことも起こります。
チヤホヤされた市場では、本来発展の種になるはずの「失敗」というものが、全部「クレームの種」になってしまうんです。
みんなクレームを避けるようになります。クレームを避けるために失敗を避けるということは、「実績」と「前例」が大事になるということです。
「よりよく」を求めないということは知恵も工夫もいらないということです。
今の状況ではないでしょうか。
これから大切になる仕事
たくさん消費しないと成り立たない大量生産社会から、節約したほうが豊かになる。
節約したほうが豊かになる社会で大切になる仕事はどんな仕事か。
それは0から1を生み出す仕事です。
では、この0から1を生み出す仕事をするためにはどんな人たちが必要なのかというと、
頭がいい人でも高学歴の人でもありません。
「やったことのないことをやりたがる人」です。
「あきらめない人」です。
本当の夢とは
本当の夢というのは、よりよい未来を目指すことではなかったでしょうか。
夢とは、大好きなこと、やってみたいことです。
仕事とは、社会や人のために役立つことです。
夢をかなえるためには、それをやっている人と仲よくなるのが一番の近道です。
人と仲よくなるために一番大切な秘訣は、そういう人が困っていることを見つけて助けることです。
そうすると、人から必要とされるんです。
このことを日本語で何というかというと「優しさ」といいます。優しさが、夢をかなえるための、実は一番の近道なんです。
感動すると夢が見つかる🌟
「感動」をアルファベットで書いたらCAN DO 。
やってみたいと感動してやってみること、それはキャン・ドゥ、やってみればできるんです。
NASAの門に刻まれている、DREAM CAN DO,REALITY CAN DO「思い描くことができれば、それは現実にできる」という言葉。
お金より大切なもの
知恵と経験にはお金と同じ価値があるということ。
お金は、自分の知恵と経験になるように使えば、決して減ることはありません。必ず、元がとれます。
家電製品、家、車など、ローンを支払った頃には価値はゼロになります。
目の前にある不安を解消するためにお金を稼ぐというのは、もう、今日生き延びるのが精一杯という貧困の中に生きる人たちとそれほど変わりません。
子育て中の親にとっては、子どもの大学進学の費用を稼ぐために、子どもとのコミュニケーションも犠牲にして働いているんじゃないでしょうか。
不安を解消するために働き、お金を求め続けることになってしまいます。
忙しい現実で一度立ち止まり、今ある大切なものをもう一度確認することも必要です。
失う前に気づけるように。
間違ったらやり直せばいい
くだらない憶測の評論をする人たちはどんな人たちでしょうか。
ひとつは、知らないことが恥ずかしいことだと思っている人たち。
この人たちは知ったかぶりの憶測をします。そして、自分が知らないものと出会った時に、それはくだらないと言って、知ろうとすることさえもしません。知らないことを恐れる人たちです。
もうひとつは、間違えることが恥ずかしいことだと思っている人たち。
この人たちは、間違いを認めません。そして、決めつけてしまうんです。「俺が正しいんだ」と言い張ってしまいます。けれども、自分が経験したことしか知らないんです。世界のすべてを経験することは不可能であり、経験していないことは全部憶測です。また、間違えることは誰にでもあります。
だから、間違えたらやり直せばいい。そして、知らなかったら調べればいい。素直にこれをやればいいだけ。
給料分の人間で終わるな
手加減をして給料分の仕事しかしていないと、本当に給料分の人間になります。
本当にその給料通りの輝きしか持たなくなります。給料をいくらもらっているか知りませんけれども、自分の人生の時間なんです。手加減した働き方をしていると、手加減した人生の生き方になり、人生の時間がもったいないんです。
人生、最後に勝つのはどれだけ「やったか」です。どれだけ「もらったか」ではありません。
誰かが信じてくれないと不満を言ってもしかたがありません。
自分で信じることです。自分を信じて、自分が裏切らないということが、一番大事なことかもしれません。
誰かが保証してくれる人生なんて存在しません。だから、自分たちで繰り返し試して、自分たちで信じるんです。
未来の子どもたちへ
日本の子どもたちは、小学校から大学まで16年間も学校に行きます。
ほとんどは受け身の勉強をしているだけです。
しかし、子どもたちみんなに考える能力も工夫する能力もあります。
「だったら、こうしてみたら」が、これから就職しようとする人を育成するシステムになるはずです。
子どもたちにあきらめ方さえ教えなければ、彼らは勝手に未来を切り開いていきます。どんなことでもできる理由を考えればよい。
子どもたちは未来の仲間であり、未来の後継者です。10年も経てば、社会に出てくる。
僕たちがすべきことは、自分自身や自分の子どもが標準かな、普通かなと考えることではありません。人が持っている未知なる可能性の輝きの使い道を考えることです。
この子の輝きはいったい何に役立つのかな、自分の持つ輝きは何の役に立つのかなということを考えることではないでしょうか。
そして、その使い道を広げるために仲間というものがいるのです。
人の価値が軽視されている社会だからこそ、人の価値を高めて発揮できるようにしなければいけない。
まとめ
私は、1冊3時間くらいで読み終えることができました。
読書が苦手な方でも、植松さんの文章は読みやすいのでオススメです。
ぜひ、心動かされる言葉たちに出会ってみてください❣️
大切な誰かにも薦めたくなる素敵な本です。私からあなたへまずはオススメしますね☺️
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