今回は、【サイコロジー・オブ・マネー〜一生お金に困らない「富」のマインドセット〜】の要約記事です。
まだ、そういう本を読まなくても大丈夫。
もう少し経ったら読まなきゃいけないかもだけどね。
いや、今しかないっしょ!
この本は、若い世代にも働き盛り世代、老後生活が始まろうとしている世代・・・あらゆる世代に読んでいただきたい1冊です。「早かった」「遅かった」などはありません。今、出会った時が、ベストタイミングです👍
モーガン・ハウセル
ベンチャーキャピタル「コラボレーティブ・ファンド社」のパートナー。投資アドバイスメディア「モトリーフール」、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の元コラムニスト。米国ビジネス編集者・ライター協会Best in Business賞を2度受賞、ニューヨーク・タイムズ紙Sidney賞受賞。妻、2人の子どもとシアトルに在住。
「破産した大富豪」と「9億円を稼いだ清掃員」この2人にあった決定的な差とは!?
累計100万部、43か国で刊行されている、世界的ベストセラー‼︎
日本でも7万部越えの1冊です。やっと、やっとブログで紹介記事書けました👏
読まないとかなり損です。それくらい価値があります。
この1冊に出会え、読むことができた方から、自分で人生をコントロールできるより素晴らしい日々が待っていますよ。
- FIRE(早期リタイヤ)を目指している方
- 投資で資産を築きたい方
- 不安のない老後を過ごしたい方
- ビジネスで成功したい方
- お金の悩みを持つ「全世代」
「お金とうまくつき合うには、頭の良さより、行動が大切だ」
何をすべきかを知っていることと、その人が実際にとる行動はまったくの別物。
いくら金融知識を持っていても感情をコントロールできなければ破産することがある。
金融の専門知識がないごく普通の人が単純に行動を実践すれば裕福になれる。
それが、お金の面白いところである。
経済的成功のカギは「ソフトスキル(何を知っているかよりも、どう振る舞うか)」
- 知性や努力とは無関係の「運」に左右される部分が大きいから。
- 経済的成功は、「ハードサイエンス(物理学や数学などの分野)」では得られないから。
金融危機の問題は、ファイナンスではなく、心理学や歴史のレンズを通した方がより理解できる。
人がなぜ借金をするのかは、金利の専門知識を学んでも理解できない。
必要なのは、人間の欲望や不安、楽観主義の歴史を学ぶこと。
では、さっそくはじめていきましょう🏃♀️
運とリスク
ウォーレン・バフェットを目指してはいけない
ウォーレン・エドワード・バフェット( 1930年8月30日 – )は、アメリカ合衆国の投資家、経営者、資産家、慈善家である。世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主。卓越した投資手法から「オマハの賢人」と称される人物である。
引用:Wikipedia
特定の人物や事例を良い(悪い)手本にしようとするのは大変危険。
それらは、極端な運やリスクに影響されたものだから。
そのため、運は真似できないが、「時間をうまくコントロールする」など、私たちが自分の生活に取り入れやすものを行うとよい。
何事も、見かけほど良くも悪くもない
「成功とはいい加減な教師だ。賢い人にも“自分は負けるはずがない”と思わせてしまう」
「失敗はいい加減な教師だ。たまたま運悪くリスクが現実化してしまっただけの場合でも、賢い人に“人文の判断は最悪だった”と思わせてしまう」
成功における運の役割を理解するほど、失敗におけるリスクの役割も理解できるようになる。
そうすれば、自らの失敗を振り返るときも、自分自身を許し、冷静に結果を分析できるようになる。
複利の魔法
最大の秘密は“時間”
投資は黙ってじっと待て
複利のチカラを活用すること(右肩上がりに増えるのではなく、後半に一気に増える指数関数的)
平均リターン3〜6%
得られる利息を無駄遣いせずに、ずっと元本に組み込んで、できるだけ長い間投資し続ける。
時間➕投資=最大の武器
「裕福になること」以上に「裕福であり続けること」が大切
未来に楽観的であれ
長い道のりを歩もうとすれば必ず浮き沈みがある。長期的には右肩上がりに成長すると考えながら、その途中には地雷がたくさん埋められていることも予め想定しておくべき。
「短期的には失敗しても、長期的には成功できる」という仕組みでうまくいっているものは、世の中に無数にある。
優秀な人間が大失敗するのは、たいてい傲慢さが原因。
自分が失敗したり、損失を出したり、挫折したときに、何か間違いを犯したような気分になって落ち込んでしまう。だが、お手本となる人たちも同じくらいの頻度で間違っていることも十分にあり得る。
お金が人生にもたらす最大の価値「自由」
最高の豊かさとは、毎朝、目を覚ました時に「今日も思い通りに、好きなように過ごそう」と思えること。
それこそが、お金から得られる最高の配当。
どんなに高い給料よりも、どんなに大きな家よりも、どんなにステータスのある仕事よりも、
「好きなときに、好きな人と、好きなことができる」生活を送れることの方が、人を幸せにする。
お金は、自分の時間をコントロールできるようにしてくれる。これは誇張ではない。
どんな高級品でも得られないような、人生を変えるほどの価値が手に入る。
本当の富は見えない
人は、目に見えるものから誰かの豊かさを判断しようとする。それが目の前にある唯一の情報だからだ。
他人の銀行口座の中身や、証券会社の取引明細書を見ることはできない。
だから、誰かの経済的な成功を測るとき、外見に頼ることになる。
しかし、真の富とは目に見えないものだ。
富とは、購入しなかった高級車であり、買わなかったダイヤモンド、乗らなかったファーストクラスの座席。
貯金の価値
富とはお金を使わないことなのだとしたら、富を築くことは何の役に立つの?
富を築くには「収入」より「貯蓄率」が大切
収入ーエゴ=貯蓄
一定の生活レベルが満たされたとき、それ以上に何か欲しくなるのは見栄や他人との比較が原因である。
つまり、自分がお金を持っていることを他人に示すための支出ということだ。
貯蓄を増やすためには、謙虚になることも大切なのだ。
貯金の能力は、他人の目を過度に気にしないということであり、自分でコントロールできる。
現代人は物質的な豊かさと引き換えに、自分の時間のコントロール権を失ってしまっている。
この世に無料のものはない
代償を払わずにリターンを得ようとする“泥棒”になってはいけない
投資の代償はボラリティや恐怖、不確実性、後悔などに耐えること。
ディズニーランドの入場料は約1万円、それを支払う代わりに忘れられない最高の1日を過ごせる。
この1万円は罰や罰金とは見なされていない。
私たちは、明確に「料金」と定義されているものを支払うとき、その対価として価値ある何かが得られることを期待する。
投資の仕組みも、同じ。
ボラティリティは罰金ではなく、リターンを得るために必要な入場料である。
告白
患者をがんから生還させるためにはどんな手段でも使おうとするが、自分の場合には延命を簡単にあきらめて緩和ケアを選択する医師もいる。
誰かに勧める内容と、自分の行動が違うのは、必ずしも悪いことではない。
つまり、自分や家族に影響を与える、複雑で感情も関わる問題に対処しようとするとき、正解は1つではないということ。
誰にでも当てはまる有効な方法などない。
あるのは、自分にとって有効な方法だけ。
もちろん守らなければならない基本原則はある。これは金融でも医療でも同じだ。
そう、自分に合ったものを見つけなければならないということ。
収入以下の生活レベルを保っていると、「他人に後れをとらないように」「周りに対する見栄」という心理的なストレスを避けられるというおまけのメリットがある。
投資戦略3つ
まとめ
本書は、単なるお金に関する知識ではなく、より良い人生を生きるための知恵も与えてくれます。
真に豊かな人生をもたらしてくれるのは、自分の思い通りに毎日を過ごせることなのです。
そしてお金は、それを実現するための大切な道具になります。
この1冊に出会えたことを感謝します。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
「このいい本な」と思っていただけましたら、ぜひ1度本書を手に取ってすべての内容をチェックしていただきたいと思います。
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